【利便性・低価格・インタラクティブ[20150520時点]】
[a.利便性]
スマートフォン,タブレット端末で各種書籍を気軽にダウンロード、即閲覧可能な状況。一部サービスではパソコン用Readerアプリも用意され、大画面での閲覧も。環境は整いつつある。
しかしながら、先進諸国と比較すると普及率が低く、特にインタラクティブな電子出版独自の領域では、事業者自体が消極的という状況もあり普及率が低い。
具体的なサービスとしては、Kindle[Amazon]が最も普及している。
大手:PlayBooks[Google],iBooks[Apple],楽天kobo[楽天],Kinoppy[紀伊國屋書店],BookLive等。
その他:NPO法人,小規模事業者サービス,企業内従業員および企業顧客向け等。
書籍,雑誌,専門書等あらゆるカテゴリの出版物が電子化されつつある。
[b.低価格]
従来の出版物との絡みもあるが、コスト削減される分、比較的低価格で販売されている。コストパフォーマンスの高い出版方式である一方、読書を趣味とする愛好者からは敬遠される傾向も否めない。また、「青空文庫」のように著作権の切れた著書,個人的趣味として公開する作品等、無償で提供される場合も数多くある。
[c.インタラクティブ]
この分野が先進諸国に比較し、最も普及率[作品数]が低いものと業界では認知されており、かつ従来の出版物では表現できない電子出版独自の分野と言える。簡略に言えば、Webサイトで再現可能なコンテンツや表現手法を、出版物として提供するサービス[作品]とのイメージ。特に米国では、一分野として確立されており、雑誌,アート関連作品等に採用されている。日本では、雑誌「ナショナルジオグラフィック電子版」等が有名。技術的には確立されているが、作品自体が比較的少なく、普及率や認知度は低い。
【インタラクティブ(能動的)な機能を持つ、電子出版物[20150520時点]】
a.ビデオ/オーディオ/画像/テキスト等のコンテンツに、アニメーション/スライドショー/ハイパーリンク等の機能を付加したデジタル出版物。読者が出版物に対し能動的に操作を行うことにより、色々な挙動を楽しめる。出版物というより、アプリケーションに近い。
b.現状日本で本格的に対応している大手サービスとしては、iBooks[Apple]のみ。通常iPhoneやiPadでの閲覧となる。
c.電子出版における、インタラクティブというwordの定義自体は、現状不明確な感がある。
【電子出版サービスご提供の各形態[20150520時点]】
弊社では、主にインタラクティブな電子出版分野に重点を置き、サービスのご提供を予定しております。
a.Apple社、iBooksサービスにおける、個人・作家・事業者向け電子出版。
b.美術館,音楽レーベル,映画愛好会、季刊誌/月刊誌等会員制あるいはローカルな出版物。
c.企業内季刊誌/月刊誌における、コスト削減[端末所有の場合]。
d.他、検討中。
【電子出版物内デジタルコンテンツ制作】
オリジナルなデジタルコンテンツ制作は、当初より事業としてサービスをご提供致しております。
具体的には、ビデオ/サウンド/アニメーション/画像/ハイパーリンク/テキスト等のコンテンツをベースとする制作物となります。
現状[20150515時点]、電子出版物標準仕様[EPUB3]の制限上、出版物に取り込めないデジタルコンテンツも御座います。ご了承ください。
[著作権の取り扱いに関して]
電子出版物自体の著作権、および電子出版物に内包するコンテンツ等の著作権に関しましては、出版サービスのご提供形態、およびお客様との個別のご相談となります。お問い合わせください。